境内のご案内
1 男坂・女坂
男坂は正面の二十四段の石段坂、女坂はその横を通るなだらかな坂となっています。
2 山門(薬医門)
お寺の玄関にあたる山門です。小田原城家老職・大久保忠衛の屋敷門を移築したものです。大久保家から善福寺伊東家に嫁いだ坊守・三千代が持参しました。
3 本堂(阿弥陀堂)
当寺の本堂にはご本尊である阿弥陀如来立像が安置されています。現在の本堂は文化二(1805)年の再建であり、昭和三十八年(1963)年と平成二十三(2010)年に修復を施しています。
4 阿弥陀如来立像(面影阿弥陀)
ご本尊の阿弥陀如来立像は南北朝時代のものです。亡き方の面影が映し出されることから、「面影阿弥陀」とも呼ばれています。
5 鐘楼(しょうろう)
文化二(1805)年の再建です。昭和三十八年(1963)年に屋根を茅葺から現在の銅葺に改修しました。
6 会館(善福寺会館)
葬儀式場として、また他各種ご法要やお食事の席などにご利用いただけます。お食事の場合、収容人数は通常の席で100名、最大で120名となります。
7 寺務所・庫裡(くり)
ご用の方は寺務所にて承りますので、こちらへお越し下さい。
8 親鸞聖人像
浄土真宗の開祖、親鸞聖人の像です。
9 善福寺歴代墓
歴代住職と坊守(住職夫人)のお墓です。
10 大銀杏(水まき銀杏)
樹齢は200年~300年と言われます。江戸時代末期に本堂が大火事に見まわれた際、ご本尊を守るため、枝から水を出し続けたと伝わります。