葬儀の生前相談とは

終活を行う方が増える中で、自分自身の葬儀をあらかじめ細かく決めておきたい、という希望も増えてきています。葬儀の費用や手配で家族に迷惑をかけたくないだけ、という方もいらっしゃれば、いやもっと自分らしくやってほしい、と最期の演出を自分の手でという方も増えています。

あらかじめ決めておけることとしては、全体的な予算などに加えて、細かく次のような項目があります。

・葬儀の宗教、執り行ってほしい宗教家など
・葬儀の会場を決めておく
・葬儀の際の装飾等を決めておく（花や音楽、納棺時の自身の服装など）
・遺影を撮影しておく
・法名・戒名をあらかじめ授けてもらう（仏教の場合）
・喪主や挨拶をしてほしい人にお願いをしておく
・葬儀参列者へのメッセージを自分で考えておく

自分で打合せをし、エンディングノートにしっかりと書き留めておくことで、本当に自分が思う自分らしい最期を演出することを、元気な今だからこそ考えてみるとよいかもしれません。

また、葬儀相談と合わせて、お墓のこと、供養のことも決めておくと安心です。